自分が嫌いな理由の考察

日記を・・・いや、テキストを書いていると無性に自分が嫌いになる。そしてそれ以上にそんなことを考えている自分を楽しんでいる。何事に対してもその現象は現れる。本を読んで感動で泣いたとしても、その外側から私はそれを楽しんでいる。悲しみも憎しみも何もかもを楽しんでいる。本気で怒ったことがあるのか考えてみても、その怒るという行為を楽しんでいただけのような気がする。実際には本気だったかもしれないが、その外側ではやっぱり楽しんでいたのかもしれない。
私が一番興味を持つものは自分だ。趣味で好きになったものより何よりも自分の行動が面白い。自分という生物が面白い。脳の中で考えている物事全てをもう一人の自分が楽しそうに読みとっていく。読んでいるもう一人の自分は、特に客観視しているわけではなく同じ自分として存在する。見てるのも自分見られているのも自分。自らを監視し、管理する。ある意味でナルシストな気もする。
そんな自分は自らの思考を他人の言葉によってさらに固めるためにこのブログを書き、感想を欲する。
自らを知り、嫌い、それを楽しむために。