もう一年早く生まれていれば。

まだ選挙権がない。参加することができない。
ちなみに、私は郵政民営化に賛成の立場であることを言っておく。これを言っておかないと、グダグダになりそうな気がするからだ。私は賛成の立場である。
さて、広島6区堀江貴文が無所属で立候補するらしい。最初に自民党から立候補をお願いされている件を知ったときに、可能性は五分五分だと思っていた。あの堀江が政治家になったらということも考えてみた。彼は決断力と行動力。そしてなにより、万人にはない肝っ玉を持っていると思う。これは政治家にとってかなり重要じゃないかと思う。日本の政治家のほとんどは保守派であり、協調性を重んじ、重要議題でさえ反対派との協調をはかる傾向にあると思う。だからこそ、反対派と真っ向から戦う姿勢と、肝っ玉。これが必要なんだと思う。無所属でもいい。自民党の理念に沿わないようなら、無所属の方がいい。上も下もなく、堀江らしいことを言えばいい。堀江らしさ=パフォーマンスと肝っ玉。怖いもの知らずの言葉は面白い。
けれど、五分五分とまで考えていたのに、出馬表明のニュースには非常に驚いた。あぁ……出るのか、と頭の奥でため息をついたような気さえした。それは、ライブドアのビジネスの一環のような気がするからかもしれない。堀江が絡むところには、何らかの経済的な要因があるように思えるからだろう。実際、この出馬にいたる打算の中に知名度の更なるアップがあるように思う。利用できるものは、なんでも利用するのはいつものことだ。
けれども、改革推進派であるのは間違いない。今回の郵政民営化は日本どころか、世界最大の銀行の民への開放ということになる。これは思ってる以上に大きな案件だ。民営化することができれば、無駄な特殊法人への流出は減る。さらに、民営化によって、その貯蓄されたお金が他のいいサービスをしている銀行に流れることは当然である。これで、金融システム全体にお金の分配される。それによって、様々な分野のベンチャーなどが借りやすくなり、投資などの流通が激しくなる。これにより、産業発達が促される。350兆。政府は経営上手の集まりではない。逆にニッポン放送買収問題でもわかるとおり、疎すぎる人も多すぎる。そんな人々に任せられるのか、もう一度考えてほしい。