ネバーランド

ジョニーデップ主演作。
★★★☆☆
皆がよく知る名作「ピーター・パン」が生まれる物語。
正直にいうと、微妙だった。
あの家族を支援するバリの心情が良くわからない。そのせいで、この作品がピーター・パンを生み出すまでの物語なのか、あの家族との交流の中ピーター･パンが生まれた作品なのか良くわからなくなっているように思う。特に、それが自分の家族との問題に触れている時に大きく育つ。彼にとって、あの家族はただの観察対象だったように受け取れてしまうのだ。それが、別荘を貸した時にさらに大きく感じる。「この家族に自然という舞台を用意したらどういう風に舞ってくれるだろうか」という、興味本意的な一面であるような気がするのだ。
ピーター･パン。大人になった子供は、殺してしまうピーター・パン。その暗い部分を書きあげたバリの心情を表したものならば、本当にすばらしい作品だろう。

おまけ
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