色々学んだ。

藤崎竜イラスト集1990-2006 PUTITAKITYU (ジャンプコミックス)

藤崎竜イラスト集1990-2006 PUTITAKITYU (ジャンプコミックス)

藤崎竜ことフジリュウーの「封神演義」は、色々なことを教えてくれた。
その一つに、普賢真人の宝貝「太極符印」がある。この「太極符印」は、仙人が使う道具の一つで、元素などを操るものだった。
作中において、自在に相転移や、電気分解核融合などを駆使して、水という物質を変化させていた。
なかでも、水分子にも使われる水素原子から、約12年間も放射能を放出し続ける三重水素こと、トリチウム(T)に変化させた核融合は、衝撃的だった。自然にトリチウムが生まれることはほとんど無い*1が、それでも、電子や陽子、中性子が数個多かったり少なかったり、で放射能を放つような物質に代わるということがすごく奇妙で、面白いと思ったのを覚えている。
これが、科学好きへの第一歩になったのは間違い無いように思う。


そして、もう一つ。封神演義がとても面白かったので、それに類した本を買ってみた。で、それがいわゆる801だった。
その頃801なんてまったく知らなかった私は、ただ、同じ封神演義好きの人がパロッた本なのだろうと思っていた。
買って家に帰って読んで吹いたね。あの本屋の棚に並んだそれ系の本が全部801だって知って愕然ですよ。と、世界の広さを知った(何


で、藤竜のイラスト集が出ました。確かに、小畑健の画集はきれいだろうけれど、でもやっぱり藤竜のイラスト集の方が欲しいと思っちゃうのは、やっぱり藤竜が自分の中でおっきいんだなと思った。


近くの本屋には無いっぽいから、ちょっと遠出しないとなぁ。大切に読みたいものだから、Amazonで買うには注文しずらいしね。

*1:少ないが存在はする