ベンチャー魂

今日、と言ってもすでに昨日ですが、京都市ベンチャー目利き委員会10周年の記念講演に出席してみました。
正直、どういうものかわからなくて、非常にラフな格好で行こうとしてたんだけれど、よくよく考えたらホテルオークラである講演が、そういうヌルイモノでわけがないわけで・・・wなんだかんだで行き道の途中にある高島屋でちょっとお着替え。行ってみてわかりました。着替えて良かったと・・・!危うく場違い感満点の雰囲気に身を投じる事になりそうでしたよ。
で、講演自体ですが、「バイオベンチャーに挑む」という題のもと、鶏卵と乳酸菌の紹介など含む講演が30分。「ベンチャースピリット」が約1時間ほど。どちらの話も非常に興味深くて面白く、ためになりました。
特に、鶏卵のバイオには非常に興味をそそる内容。卵というものは他の食品と違って、21日後に生命を産み出す。ということは、わずか3週間で体を急速に構成させている事になる。私たちが食べている卵に骨はない。じゃあ、わずかな日数の間に作られている事になる。その成分を抽出できれば、人間の骨の構成を助ける者が出来るのでは。なるほど、確かにと思いましたよ。
講演者自体の図々しさというか無礼さには少々イライラさせられたのだけれど、それを払拭するほど面白い講演だった。
もう一つの講演は、人間の能力、価値というものを見つめ直すことで、ベンチャーという新世界(これからの未来)を構築をするのは、自分たちの力を発揮する場を求めてである。というベンチャー魂溢れる講演だった。
その中で、ベンチャーを増やす為のある政策が逆に悪い方向に進める悪政だという発言には驚いた。それは、1円株式会社だという。ベンチャーというものにしろなんにしろ、資金という燃料がなければ飛び立って安定高度に達する前に落ちてしまう。なのに、1円で会社を作って、一体何をしようというのか。最低でも資本金一千万は必要だと力説されました。中小企業挑戦支援法は調べてみると、他にも多くの問題を抱えてるようだ。
ベンチャー起こす人はとりあえず最低1000万円は用意しようね!
第二回講演にも、応募済み。次も楽しみだ。


追記
PPTに出た「キムチ等に含まれる乳酸菌」の新聞記事にふきそうになった(イミフ