はやぶさ2があぶない！
実現の瀬戸際に立つ「はやぶさ2」(nikkei BP net)
はやぶさ２を実現させよう勝手にキャンペーン
2005年･･････はやぶさは、小惑星イトカワに接近を果たし、探査を行いました。
世界で初めての小惑星への離着陸や、イオンエンジンの超長時間運用の実証など、多くの難題を成功させました。
その科学的、技術的成果は、国内外から大きな賞賛を受けうるものとなりました。
アメリカの「Science」という世界的科学雑誌で、特集が組まれ、
アメリカ"National Space Society"では、Space Pioneer Awardを受賞。
イオンエンジンが米国航空宇宙学会最優秀論文賞を受賞。
輝かしい活躍を見せた「はやぶさ」は、ミッションの次なる段階として、
「はやぶさ2」･･･はやぶさでの経験のもと、問題点を修正した同型機で、すでに技術の実証は済んでおり、
低予算で実現可能なミッションが計画されました。
今回向かう先は、C型小惑星「1999JU3」で、打ち上げを2010年に行い、地球への帰還を2015年としています。
で重要なのが、その計画が頓挫しそうだということ。
というのも、予算がおりないから。
あれだけ、国の国威を示した「はやぶさ」の後継機に予算がつかないというのは、おかしな話。
上記のように、低予算で、しかも、すでに技術的実証も済んでいる、堅実なミッションです。
はやぶさ2に向けて、最後のお願い(松浦晋也のL/D)
私からもお願いします。「はやぶさ2」実現のために、声を上げてください。
このままでは、「はやぶさ」の成果さえ危うい。
以下、科学政策担当大臣宛てで書いたもの。
難しいね･･･。
内閣府・総合科学技術会議
http://www.iijnet.or.jp/cao/cstp/opinion-cstp.html
科学技術政策担当大臣
岸田 文雄様はじめまして。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の、11月の次期中期計画策定において、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機、「はやぶさ2」の予算確保をお願いします。私は、現在ただの学生という身分ではありますが、科学技術に興味があり、2005年「はやぶさ」が小惑星イトカワにタッチダウンした際には、川口プロジェクトマネージャーの会見、報告を固唾を飲んで待ち続けました。あの時の興奮は、2007年になった今でも忘れられません。
世界的な科学雑誌「Science」で特集が組まれ、技術面でも、イオンエンジンの超長時間稼働による、米国航空宇宙学会最優秀論文賞を受賞され、日本人として、とても誇りに思いました。そして今、その後継機である「はやぶさ2」の予算確保が困難であると知り、自身の意見を汲み取ってもらえるようお願いする次第です。
http://www.hayabusa.isas.jaxa.jp/j/index_48.html
「はやぶさ」は、多くの国民、それどころか、世界各国の人々に、日本の技術力、運用力の高さを改めて認識させるに足る成果を残しました。
国際競争という面で、2007年度5億の予算を必要としていたそうなのですが、結局5000万しか予算が出ず、2010年の打ち上げは難しくなったそうです。
はやぶさ2が他国の後塵を被ることになれば、今回のはやぶさの成果が損なわれることになる。そういった結末は、期待していません。
世界最先端技術である、「はやぶさ」の技術を、易々と手放すことだけはしないでください。最先端科学技術が感動を呼ぶ時代は、すでに昔の話でしょうか。私は違うと思います。
現にはやぶさは、私を含め、多くの人に感動を与えました。日本の技術発展、愛されるはやぶさのプロジェクト継続を切に願うものです。
資料(2chからのコピペのコピペ(ぁ)
8兆9547億円 男女共同参画推進関係予算の高齢者向け予算(2005年度、概算要求)
6兆9473億円 公共事業関係費（2007年度政府案概算要求）
5兆9462億円 道路特定財源（国と地方の合計、2001年度）
4兆8016億円 防衛関係費(2007年度政府案概算要求)
3兆5780億円 アメリカ合衆国の宇宙関係予算
2兆4045億円 生活保護支出(2003年度)
1兆6743億円 男女共同参画推進関係予算の男女共同参画等向け予算(2005年度概算要求)
1兆4400億円 東京アクアライン建設予算
1兆3600億円 全国の朝鮮銀行に投入された公的資金(1998年から2002年まで)
8200億円 瀬戸大橋建設費
7293億円 ODA（2007年度政府案概算要求）
6724億円 NHKの予算(2005年度)
6216億円 欧州の宇宙関係予算
6074億円 食料安定供給関係費（2007年度概算要求）
5000億円 明石海峡大橋建設費
2845億円 日本の宇宙関係予算 ←――――――――ここ!!
2273億円 中国への日本のODA(2000年度)
1625億円 中小企業対策費（2007年度概算要求）
1212億円 中国への日本のODA(2002年度)
453億円 会計検査院による2005年度の税金の無駄遣い総額
357億円 映画「スパイダーマン3」の制作費
240億円 映画「タイタニック」の制作費
200億円 映画「アルマゲドン」の制作費
144億円 映画「エヴァンゲリオン」実写版の制作費
127億円 はやぶさ本体の開発費 ←―――――――ここ!!
0.5億円 「はやぶさ2」予算 ←―――――――ここ!!
